ブレーブスの左腕フリード マーリンズ相手にキャリア3度目「マダックス」達成 92球3安打完封

2024年4月24日(水)11時51分 スポーツニッポン

 ブレーブスの左腕マックス・フリードが23日(日本時間24日)のマーリンズ戦に先発、92球(ストライク69球)で3安打完封を達成し、5対0の勝利を導いた。100球未満での完封はブレーブスの先輩、グレッグ・マダックスにちなんで球界で「マダックス」と呼ばれているが、フリードはキャリア3度目の「マダックス」を達成した。

 3回に先頭のエマニュエル・リベラに左前打を許したが、次打者オット・ロペスを93・9マイルの内角直球で三ゴロ併殺。7回にヒットと内野手の失策で無死1・2塁と初めて得点圏に走者を置いたが、ここも3番ジョシュ・ベルを96・3マイルの内角直球で遊ゴロ併殺とピンチを無難に切り抜けた。9回も2死からヒットを打たれたが、最後の打者を遊ゴロに討ち取った。味方打線も2回に2点、6回に3点と効果的に援護した。昨季の首位打者ルイス・アラエスに外角低めスライダーを右前、高め直球を左前と2本のヒットを許したが、シングルヒットに過ぎなかった。4シーム、チェンジアップ、シンカー、スライダー、カーブと5つの球種を投げ分け、14個の空振りで6三振を奪った。

 完封はキャリアで4度目。ただし前回は23年4月28日のメッツ戦で、雨で5イニングで終了したもの。9イニングの完封は他に、21年8月20日のオリオールズ戦で、この時の球数は90球、同年9月24日のパドレス戦は98球だった。

 今季のフリードは不調で4試合で防御率7・71だったが、この試合をきっかけに本来のピッチングを取り戻しそうだ。ブレーブスはこれで今季16勝6敗、ナ・リーグトップの成績をあげている。

スポーツニッポン

「マダックス」をもっと詳しく

「マダックス」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ