名門の危機を救えるか…下部組織出身のエヴァートンFWが残留を誓う「やるべきことはただ一つ」

2022年4月25日(月)17時35分 サッカーキング

降格圏脱出へ意気込みを示したゴードン [写真]=Getty Images

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 エヴァートンのイングランド人FWアンソニー・ゴードンが、24日に行われたプレミアリーグ第34節リヴァプール戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトが伝えている。

 プレミアリーグ第33節終了時点で勝ち点「32」の17位に沈むエヴァートンは、24日に行われた第34節でリヴァプールと対戦した。主将DFシェイマス・コールマンを中心にリヴァプール攻撃陣をシャットアウトしたまま前半を折り返したエヴァートンだったが、62分に先制点を許すと、85分に2失点目。試合はこのまま0−2で終了し、降格圏に転落してしまった。

 1962−63シーズン以降は途切れることなくトップリーグで行われており、イングランドのダービーにおいて最長記録を更新し続けている“マージーサイド・ダービー”。今シーズン2度目のダービー・マッチを振り返った、ゴードンは「僕たちは本当に良いキャラクターを示し、ここで頑張った。チームは粘り強く、自分たちのゲームプランを忠実に実行していたんだ。前半はシュートを1本も打たせなかったと思う」とチームのパフォーマンスに言及。続けて「自分たちの努力を責めることはできない。ここはタフなスタジアム。試合の大半は良いパフォーマンスを見せていた。プランとしては、相手のペースを乱し、チャンスをものにすること。もっとうまくやれたと思うようなチャンスも何度かあったね。そのあたりを改善していきたい」と心境を明かしている。

 同節で残留を争うバーンリーが勝利したため、消化試合数が1試合少ないものの、降格圏に転落したエヴァートン。下部組織出身で、21歳ながらここまでリーグ戦29試合に出場しているゴードンは「全力を尽くして戦わなければならない。自分たちがどの位置にいるのか、とてもよく分かっている。やるべきことはただ一つ。前進し続けること、そして団結することだ」と名門“トフィーズ(エヴァートンの愛称)”の威信をかけて戦うことを誓った。

サッカーキング

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