世界ランク21位、マチュー・パボンが日本勢を称賛「世界レベルの選手がいる」

2024年4月27日(土)18時24分 ALBA Net

世界ランカーのマチュー・パボンは日本勢のプレーをどう見た?(撮影:米山聡明)

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<ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 3日目◇27日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>

日本・欧州の共催大会は第3ラウンドが終了。フィールド最上位となる世界ランク21位のマチュー・パボン(フランス)がその底力を見せつけた。


第1ラウンドが37位タイ、第2ラウンドは40位タイ。やや停滞気味であったが、ここで終わらないのが世界ランカーたるゆえんだ。きょうはボギーフリーで6つのバーディを奪うプレーで8位タイへ浮上し、一気に優勝争いに名乗りを上げた。「特に何かを変えたわけではないけど、きょうはバックナインでパターが少し良くなったんだ」とパッティングが好プレーを支えた。

火曜の練習日には「日本にくるのがとても楽しみだった。前回ここの国にきて、日本に恋をしたんだ」と日本好きであることを公言していたパボンだが、今大会は初日と2日目に中島啓太、3日目は比嘉一貴とラウンドしている。パボンの目には、日本人選手のプレーはどう映ったのか。

「きょうはヒガと一緒にプレーさせてもらったんだけど、すごくいい選手。将来有望だと思う。(松山)ヒデキみたいな選手が日本にはいるから、もうそれで実証済みだよね」

さらに、2日連続で回った中島には「ナカジマのプレーもすごくいい。非常に完成度が高く、弱点が無い。彼は(欧州ツアー)1年目にして優勝もしているし、去年の日本の賞金王ということで、すごく強い印象だ。彼が今のプレーを続ければ、すぐにPGAツアーに出場できる。そこで素晴らしい成績を収めると確信しているよ」と賛辞を送った。

欧州ツアー、米国男子ツアーでそれぞれ1勝。2週前の「マスターズ」では12位と世界トッププレーヤーへの階段を上るパボンから見ても、日本勢のレベルの高さには目を見張るものがあったようだ。最後に「日本のゴルフの未来は明るい。世界レベルの選手がいるっていうことだ」と高く評価した。(文・齊藤啓介)


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