“60分コース”で体も快調 連戦こなす尾関彩美悠が2年ぶりVへ

2024年4月27日(土)20時0分 ALBA Net

首位タイで最終日に臨む尾関彩美悠。ツアー2勝目なるか(撮影:上山敬太)

写真を拡大

<パナソニックオープンレディース 2日目◇27日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6669ヤード・パー72>

7バーディ・ボギーなしの「65」をマークした尾関彩美悠がトータル13アンダーまでスコアを伸ばし、佐久間朱莉、天本ハルカと並んで首位に立った。これで、3週続けて優勝が狙える位置での最終日。2シーズンぶりのツアー2勝目は目の前だ。


7番から3連続、12、13番でも連続バーディと快進撃を見せた。「7個もバーディを取ったかな?という感じなんですけど、ショットもパットも初日に引き続き良かったので、それがスコアにつながったのかなと思います」。スコアボードを見れば、周囲も同じようにスコアを伸ばしており、バーディラッシュの実感はなかったようだ。7つのバーディの中でも会心だったのは17番パー5。「3打目は自分の思い通りに行ってくれた」。残り60ヤードを56度のウェッジで50センチにピタリとつけた。

今週月曜日は「全米女子オープン」の日本予選に出場し、12アンダーでトップ通過。初めての海外メジャーの切符をつかんだ。一日36ホールの長丁場をこなしたとあって、翌日は休養。「欲しいものがあったので買い物に行って、マッサージにも行きました」。専属トレーナーのケアを受ける選手も多いが、尾関はチェーンのマッサージ店に足を運ぶ。

「基本は自分でケアしてるんですけど、それでもダメだなと思ったら行く感じです。気付かれることですか? たまにありますね。今週は『こんなに凝ってる人初めてです。大丈夫ですか?』ってビックリされました(笑)」。連戦の中でも好調をキープできているのは今回利用した“60分コース”のおかげかも?

今季2度目の最終日最終組でツアー2勝目を目指す。2週前は最終日にスコアを落とし、18位に終わった。「反省を生かして、最後まで自分にできる精一杯をやって、マネジメントもしっかり立てていきたいです。ただ、試合は今週だけじゃないので、何回も優勝争いをして、その中で優勝できたらベストかな」。気負うことなく、自然体で2年ぶりVを狙う。(文・田中宏治)


<ゴルフ情報ALBA Net>

ALBA Net

「尾関彩美悠」をもっと詳しく

「尾関彩美悠」のニュース

「尾関彩美悠」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ