決勝点が多い選手は誰? 欧州5大リーグのトップ10を紹介

2021年4月27日(火)12時10分 サッカーキング

[写真]=Getty Images

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 優勝争いから欧州カップ戦出場権争い、さらには残留争いまで——。欧州5大リーグは、今まさに佳境を迎えている。

 そんな中で重宝されるのが、チームを勝たせられる選手だろう。特に勝利に直結するゴールを決められる選手は、終盤になればなるほど存在価値を増す。

 そこで今回は、移籍情報サイト『transfermarkt』の情報をもとに、今シーズンの欧州5大リーグで“決勝点”が最も多い選手を調査。トップ10をランキング形式で紹介する。

※カッコ内は(所属クラブ/国籍/ポジション
※情報はすべて4月26日時点のもの/年齢)
[写真]=Getty Images

▼6位タイ 決勝点:7ゴール
キリアン・エンバペ



(パリ・サンジェルマン/フランス/FW/22歳)
今季リーグ戦成績:29試合出場25ゴール

今季ここまで25ゴールと、リーグ・アンの得点ランキングトップを快走するエンバペが、同リーグでは最も多くの決勝点を奪っている。チャンピオンズリーグ(CL)でも、アーリング・ハーランド(ドルトムント)に次ぐ8得点を叩き出しており、両大会で得点王に輝く可能性がある。

ボウト・ベグホルスト



(ヴォルフスブルク/オランダ/FW/28歳)
今季リーグ戦成績:31試合出場20ゴール

ヴォルフスブルクは開幕から31試合を戦って16勝をマーク。その半数近くにあたる7試合で決勝ゴールを挙げたのがベグホルストである。43.8%という割合は、今回トップ10に入った選手のなかで最も高い。まさに“チームを勝たせられる選手”だ。

チーロ・インモービレ



(ラツィオ/イタリア/FW/31歳)
今季リーグ戦成績:29試合出場17ゴール

欧州最多得点選手に与えられるゴールデンシューを獲得した昨季ほど得点を量産しているわけではない。だが、ここまで挙げた17ゴールのうち4割以上が決勝点であり、勝敗に与える影響はチームの誰よりも大きい。2年連続のCL出場権獲得へ、カギを握る存在だ。

ジェイミー・ヴァーディ



(レスター/イングランド/FW/34歳)
今季リーグ戦成績:28試合出場13ゴール

今季ここまでに奪った13ゴールのうち7つが決勝点。5割以上の確率で、自らの得点がチームの勝利に直結している。得点数は例年に比べれば多くないものの、効率の良さと安定したパフォーマンスは健在。今季はチーム最多の8アシストを記録するなど、幅広い活躍を見せている。

ブルーノ・フェルナンデス



(マンチェスター・U/ポルトガル/MF/26歳)
今季リーグ戦成績:33試合出場16ゴール

MF登録の選手として、唯一のトップ10入り。さらにヴァーディと並んで、プレミアリーグで最も多くの決勝点を奪っている。得点だけでなくアシスト数もリーグ2位タイとなる「11」を記録しており、チームへの貢献度の高さは他を圧倒している。“ブルーノ依存”という言葉が生まれるのも無理はないだろう。

▼3位タイ 決勝点:8ゴール
ロメル・ルカク



(インテル/ベルギー/FW/27歳)
今季リーグ戦成績:32試合出場21ゴール

セリエAで最も多くの決勝点を挙げているのがルカクだ。得点数(21)では、25ゴールを記録するクリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス)に及ばないが、決勝点の数では同選手を「2」上回っている。11年ぶりのスクデット獲得までは、あと5ポイント。優勝を決めるゴールを決めるのも、この男かもしれない。

カリム・ベンゼマ



(レアル・マドリード/フランス/FW/33歳)
今季リーグ戦成績:29試合出場21ゴール

20歳のヴィニシウス・ジュニールが覚醒の時を迎えつつあるが、今のレアルでベンゼマほど頼りになる選手はいないだろう。今季チームで唯一の2桁得点を記録し、その好調ぶりからフランス代表復帰を望む声もある。CLでも、チーム最多の5得点を記録。チェルシーとの準決勝でもエースの活躍が勝敗を左右するはずだ。

ユセフ・エン・ネシリ



(セビージャ/モロッコ/FW/23歳)
今季リーグ戦成績:33試合出場17ゴール

昨冬にセビージャ史上最高額となる移籍金で加入したストライカーが大ブレイク。今季は第20節までに2度のハットトリックを達成し、決勝点の数でもベンゼマに並んでいる。なお、エン・ネシリが得点を挙げると、チームは12勝1敗と高い勝率を記録。エースの仕事を完璧にこなしている。

▼1位タイ 決勝点:9ゴール
ロベルト・レヴァンドフスキ



(バイエルン/ポーランド/FW/32歳)
今季リーグ戦成績:26試合出場36ゴール

ただゴールを奪うだけでなく、チームの勝利に直結するゴールを挙げられる。レヴァンドフスキが「欧州最高峰のストライカー」と称される所以はそこにある。ケガさえなければ、決勝点の数はさらに伸びていたはずで、リーグ戦残り3試合で“2桁到達”となるのか要注目だ。

ルイス・スアレス



(アトレティコ・マドリード/ウルグアイ/FW/33歳)
今季リーグ戦成績:27試合出場19ゴール

レヴァンドフスキに並び、今季の欧州5大リーグで最も決勝点を奪っている。決勝点の割合はレヴァンドフスキ(25%)を大きく上回る47.4%。これはヴァーディ(53.8%)に次ぐ記録で、スアレスがネットを揺らせば負けなし(12勝2分け)という不敗神話も継続中だ。大混戦のリーガで優勝を手にするためには、この男のゴールが欠かせない。

(記事/Footmedia)

サッカーキング

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