早大1年の鈴木琉胤は惜敗2位も、集団を引っ張り続ける力走「大学の力になれるように」…日本学生個人選手権

2025年4月27日(日)16時17分 スポーツ報知

日本学生個人選手権の男子5000メートルで2位だった早大の鈴木琉胤(カメラ・手島莉子)

◆陸上 日本学生個人選手権 最終日(27日、神奈川・レモンガススタジアム平塚)

 学生の総合国際大会「ワールドユニバーシティゲームズ」(7月、ドイツ)の日本代表選考を兼ねて行われ、男子5000メートルは、東洋大の松井海斗(2年)が13分44分59秒の大会新記録で優勝した。早大ルーキーの鈴木琉胤(るい)が13分44秒83の2位、法大の大島史也(4年)が13分56秒53の3位だった。

 風が強い中、序盤から先頭を引っ張り続けたのは、大学デビュー戦となった鈴木。「高校の時から、前を引いて勝ち切りたいと思っている。勝てなかったら、自分の力不足だった、と一番あきらめのつくレース展開」と積極的に先輩たちを先導。ラストのデッドヒートで松井に敗れたが、鈴木の強さは確実に光っていた。

 今回が早大のユニホームを着ての初レース。「テレビで見ていたユニホーム。重みというか、歴代の先輩たちの面々を見ても、気持ちが入るように感じます。これから、自分の色にしていきたい」と笑顔を見せる。大学駅伝では「しっかりと大学の力になれるように頑張っていく」とし、個人でも「4年目は(28年ロサンゼルス)五輪を目指す」と目標を掲げた。

スポーツ報知

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