【女子野球】巨人女子チームが今季“2冠目”ジャイアンツ杯を初制覇

2025年4月28日(月)18時19分 スポーツ報知

ジャイアンツ杯を制した巨人女子チームナイン(球団提供)

◆第3回女子野球ジャイアンツ杯福島大会最終日 ▽決勝 巨人2—0花巻東(28日・あづま球場)

 女子野球のローカル大会「ジャイアンツ杯福島大会」の決勝が行われ、巨人の女子チームが花巻東(岩手)を破って優勝した。巨人は昨年、一昨年ともに決勝でクラーク記念国際仙台に敗れており、同大会初制覇となる。

 この日午前に行われた準決勝で、学法石川(福島)を14安打の15—0と圧倒した巨人。決勝では初回、2死二塁で中村柚葉の適時打で先制、その後は好投する花巻東2年生・鯨井こころの前に残塁が続いたが、6回、三塁打を放った中村を島野愛友利が返し1点を加えた。エースの清水美佑は9奪三振の5安打完封した。

 昨季、クラブチームの頂点に立ったものの、全カテゴリーが争う全日本選手権とリーグ戦のヴィーナスリーグを制覇できなかった巨人。26人に増員した今季は、新たに主将に就任した田中美羽が、3冠にとどまらず「全タイトル制覇」を宣言し、3月のプレ大会「沖縄大会」を優勝していた。これで今季公式戦9戦負けなしで“2冠目”。田中は、2年間この大会を優勝できなかった悔しさから、「1人1人が全員で勝つんだという気持ちが1日目からできていて、とてもいい雰囲気で試合ができた」と振り返り、「チームとしてもこの勝ちは強みになる。次につなげていきたい」と語った。

スポーツ報知

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