女子100M障害は中島ひとみが12秒93の自己新で優勝「東京世界陸上に出場するために頑張ります」…織田記念

2025年4月29日(火)16時59分 スポーツ報知

ハードルを飛び越える中島ひとみ(カメラ・岩田 大補)

◆陸上 織田記念(29日、広島広域公園陸上競技場)

 女子100メートル障害決勝で、中島ひとみ(長谷川体育施設)が12秒93(追い風1・8メートル)の自己ベストをマークして優勝。「優勝は、自分の中で自信になっていると思います。なかなか私は断言するということが得意ではなかったんですけど、東京世界陸上(9月)に出場するために頑張ります」と言葉に力を込めた。2位は12秒94で清山ちさと(いちご)、元日本記録保持者の寺田明日香(ジャパンクリエイト)は13秒08で6位だった。昨年のパリ五輪代表の田中佑美(富士通)は同日の予選で全体トップのタイムをマークしたが、決勝は棄権した。

 中島は昨年9月に12秒99をマーク。日本女子7人目の12秒台ハードラーになった。冬季は、東京世界陸上へ「絶対に出たいと思って取り組んできた。中学生の頃に日本一になりたいなって思っていた、あの頃の燃えるような気持ちを久しぶりに感じながら励みました」と鍛錬。シーズン序盤は海外転戦もし、「すごく良い経験を積むことができました」と自信を持って新シーズンを迎えている。国内のし烈な代表争いを勝ち抜く準備は万端だ。

スポーツ報知

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