【陸上】田中佑美 負傷棄権も結婚発表 同種目&所属の石川周平と昨年に「温かく見守って」
2025年4月30日(水)4時45分 スポーツニッポン
◇陸上 織田記念国際(2025年4月29日 広島市・ホットスタッフフィールド広島)
女子100メートル障害で予選を全体トップの12秒91で通過したパリ五輪代表の田中佑美(26=富士通)は右脚の違和感で決勝を棄権。一方で男子110メートル障害で22年世界選手権代表の石川周平(29)と昨年結婚したことを明かした。男子100メートルは元日本記録保持者の桐生祥秀(29=日本生命)は10秒15で3位。井上直紀(21=早大)が10秒12で制した。
女子100メートル障害の田中が同じ富士通所属の石川との結婚を公表した。「今後も頑張ってお互い走っていきますので、一アスリートとして温かく見守っていただければうれしい」と笑顔で話した。宝塚歌劇団のスターになる夢を諦めて陸上に専念し、昨年にはモデルに挑戦するなど注目を集める。昨夏のパリ五輪では敗者復活戦から準決勝に進んだ。9月の世界選手権(東京)での活躍を目指す26歳が、ますます充実した状態で大舞台へ突き進むことになる。この日は好走した予選の反動で右脚に違和感が生じ、決勝は大事を取って棄権した。