大谷翔平に球場外でもトロントの洗礼?ホッケー殿堂が出禁リスト一覧に「ブ軍に入団していないので...」

2024年4月28日(日)10時14分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ ドジャース4—2ブルージェイズ(2024年4月27日 トロント)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が27日(日本時間28日)、敵地でのブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場。連日敵地ファンから大ブーイングを受ける中、第2打席は花巻東の先輩にあたる菊池雄星投手(32)から自己最速となる119.2マイル(約191.8キロ)の強烈な打球で右前適時打を放ち、2試合連続打点をマークした。菊池とは3打数1安打1打点だった。大谷は5打数1安打1打点で、4—2で勝利したチームは今季最長を更新する6連勝とした。

 初回の第1打席は無死三塁で二ゴロに倒れたが、第2打席も再び好機でめぐってきた。2—0とリードを広げた2回2死一、三塁。大谷はカウント2—2から5球目の98マイル(約157.7)キロを完璧に捉えると、119.2マイル(約191.8キロ)の強烈な打球で一、二塁間を破り、チーム3点目となる打点を挙げた。打球速度119.2マイルは自己最速、ドジャース史上でも最速で、今季のここまでのMLB全体でも最速となった。

 大谷がドジャースやブルージェイズなどとFA交渉していた昨オフ、一部の米メディアが「大谷は飛行機でトロントへ」「今日にも決断」などと報じ、大谷の移籍先を巡って情報が錯綜(さくそう)するなど、大騒ぎになった。このFA騒動をめぐって、26日のブルージェイズとの初戦では敵地ファンから大ブーイングを受けた。スタメン発表の際にや打席に入った際に洗礼を浴びたが、それでも初回に7号ソロ。大谷は相手ファンからの大ブーイングについては「僕がブルージェイズのファンだったらブーイングすると思いますし、そこもスポーツの一環だと思います」と大人の対応を見せていた。

 大谷への洗礼は球場だけにとどまらなかった。地元紙「LAタイムズ」のジャック・ハリス記者は、取材の合間にトロント市内にあるホッケー殿堂を訪れたことを自身のXに投稿。「ホッケー殿堂からこんにちは。レジ係が私に大谷翔平はブルージェイズに入団していないので入場できないと告げた」とつづった。投稿された写真には出入り禁止リストとみられる一覧にドジャースのユニホームを着た大谷の写真が貼られている。

スポーツニッポン

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