不起訴処分の王者・金子晃大は池田幸司と対戦 テーマは「不起訴」と晴れ晴れ

2025年4月28日(月)20時2分 スポーツニッポン

 立ち技格闘技のK—1は28日、都内で5月31日に横浜BUNTAIで開催の「K—1 BEYOND」の追加対戦カードを発表した。

 K—1ワールドGPスーパーバンタム級王者の金子晃大(28=K−1ジム自由が丘/FROG GYM)は56キロ以下契約で池田幸司(27=ReBORN経堂)と対戦することになった。

 金子は千葉市中央区のジム内で練習相手にケガをさせたとして、今年1月に千葉県警が傷害容疑で書類送検。千葉地検が捜査していたが、嫌疑不十分で不起訴処分となった。会見冒頭、金子は「犯罪行為はなかったと思う。あることないことで、言ったもの勝ちになっていたけど、司法がないと判断したことで前に進める材料かなと。ご迷惑、ご心配をかけたファンの皆さんには申し訳ありませんでした」とコメントした。

 池田との対戦することに「ずっとやってきたことは変わってない。逆境に立たされている人たちに勇気を与える試合をしたい」と意気込む。池田とは初対決。「最近、外国人とやってわかりにくいと思う。池田は戦ったことはないし、別にいいかなと」と金子らしくこだわりはない。対戦相手の印象には「根性がある選手だなとは思います」と話した。今回のテーマには「不起訴です」と笑いを誘う余裕もすっきりとした心境の表れだった。

 一方の池田は「今回、王者の金子の相手が池田幸司になって“池田大丈夫か”って、安心してください、下剋上します。外国人、日本人が挑んで、みんな逃げながら戦ってやられてるので、俺は真っ向からぶつかって全力で勝ちに行きます。気持ちで勝ちにいきます」と気合を込めた。

スポーツニッポン

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