海外メディアがスズキが2022年末でMotoGPから撤退する噂を報道

2022年5月3日(火)8時6分 AUTOSPORT web

 2022年MotoGP第6戦スペインGPを終えた翌日、MotoGPクラスのヘレス公式テストⅡが行われた5月2日、スズキがミーティングを開き2022年末にMotoGPから撤退する意向をチーム・スズキ・エクスター全体に伝えたと複数の海外メディアが報道している。


 5月2日にはヘレス公式テストⅡが行われ、チーム・スズキ・エクスターからジョアン・ミル、アレックス・リンスももちろん参加していた。


 しかし、この活動も2022年シーズンが最後となり、スズキは今季でMotoGPから撤退。チームが消滅することからミルとリンスとの契約も継続しないということが現地スタッフに伝えられたというニュースが多くの海外メディアで報じられた。


 スズキは1983年末にWGP(現MotoGP)、2011年末にもリーマンショックの影響でMotoGPの活動を一時休止。並列4気筒エンジン搭載のスズキGSX-RRでチーム・スズキ・エクスターとして戦っているのは2015年からとなる。


 2015年の復帰からはサテライトチームを持たず、1チーム2台体制で参戦しているが、2020年には見事ミルがライダーズチャンピオンに輝き、チームチャンピオンも獲得した。


 そして、2021年からはモンスターエナジーとスポンサード契約を締結し、エストレージャ・ガリシアのロゴもマシンに入った。2022年からはリビオ・スッポをチームマネージャーに就任するなど体制の強化をうかがわせていた。


 また、2021年4月には、ドルナスポーツと2022年から2026年までの5年間、MotoGPクラスに継続参戦することに関して契約していた。しかし、撤退の噂が正しければ、この契約も途中破棄となる。にわかには信じられない情報だが、果たしてその真相はどうなっているのだろうか。

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