西郷真央が凱旋帰国へ メジャーV後初戦は31位「しっかり調整を」
2025年5月5日(月)6時1分 ALBA Net
西郷真央が日本に一時帰国する(写真はシェブロン選手権)(撮影:南しずか)
<ブラックデザート選手権 最終日◇4日◇ブラックデザート・リゾートGC(ユタ州)◇6629ヤード・パー72>
メジャー覇者として挑んだ初戦。西郷真央は4日間を戦い抜いた。最終日に5バーディ・3ボギーの「70」をマークし、トータル10アンダー・31位タイで大会を終えた。
上位入りを目指してスタートした前半は、悪天候に苦しめられた。「前半の方が天気が悪く、ツキもなかった。いきなり短い距離を外して、流れをつかめなかった」と、フロントナインで2つスコアを落とした。
後半は4バーディ・ボギーなしと安定感を発揮したが、「2メートルくらいのイーグルパットが入らなかった。ああいうところがもったいない」と、今週はパッティングに悩まされた。それでも「ティショットは4日間安定していたので、そこは評価できる」と前向きに振り返った。
このあとは現地時間5日の便で日本に帰国し、2週間のオフに入る予定だ。主な目的はパットの調整だが、激闘続きだった心身を休める意味も大きい。
「練習は2、3日。最大で3日休みます。パットのロフトが寝ている感じがするので、日本に帰って調整して、いい状態でまた挑みたい」。商売道具とともに体をチューニングし、万全の状態で次戦の「全米女子オープン」(5月29〜6月1日)に臨みたい。
凱旋帰国後は、師匠・ジャンボ尾崎への優勝報告なども待っている。そうした一連の予定を終えたとき、改めてメジャー制覇の実感が湧いてくるのかもしれない。
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