鈴木優磨ともバチバチバトル ACLの悔しさ糧に、川崎F佐々木旭「もっと厳しく、強くならないと」

2025年5月11日(日)19時40分 サッカーキング

鹿島戦フル出場で1得点を挙げた佐々木旭 [写真]=金田慎平

 11日に行われた明治安田J1リーグ第16節、鹿島アントラーズと川崎フロンターレの一戦は、国立競技場に約6万人を集めた中で行われ、鹿島が2−1で逆転勝利。リーグ戦6連勝で首位を維持した。

 川崎Fは7分に右CKを佐々木旭がニアで合わせて先制。その後、逆転を許した。左サイドバックとしてフル出場した佐々木は、「決めるところを決める、相手より戦う、走るところで後半に差が出てしまった」「前半はやれていたところもあると思いますが、やっぱり90分通してなので。そこで力の差が出たと思います」と、立ち上がりは素早い出足と縦に速い攻撃、前線からのプレッシングが機能しながら1点にとどまり、後半は鹿島ペースとなった展開を悔いた。

 川崎Fはサウジアラビアでの集中開催となったAFCチャンピオンズリーグエリートファイナルステージで決勝に進んだものの、アル・アハリ・サウジに敗れて悔しい準優勝に終わった。中2日の3連戦から約1週間が空いての試合となったが、「あの悔しさを味わったからこそ、この試合に懸ける思いは強かった」という佐々木。

 試合中は鹿島FW鈴木優磨などと球際の激しい攻防などを見せたが、「海外の選手とやって、感じたことがいろいろあったので。もっと厳しく、強くならないといけない。鈴木選手とかは強いですし、すごくやりがいがある相手なので、やっていて楽しかったです」と振り返り、「各々が感じるところはたくさんあったと思うので。一人ひとりがそれをピッチで表現できれば、また強いチームになると思います」と、ACLでの悔しい経験を糧に、チームとして、個人としてさらに成長できると続けた。

 川崎Fは他チームよりも消化試合数が少ないため暫定ではあるが16位に沈んでいる。リーグ戦は直近6試合勝利がない(4分2敗)中、鹿島戦を含めて週中の試合を含めた5連戦に突入する。「今日は全員がボールを受けたがっていたというか、いい距離感でいいサッカーができていたと思うので。最後のところは課題ですけど、これをしっかり継続していければ」とリーグ戦での浮上を誓っている。


【ゴール動画】鹿島vs川崎F

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