遅咲きの法大・安達が終盤の2回無失点で東大戦連勝に貢献 スタンド応援の母にも感謝

2024年5月12日(日)14時5分 スポーツニッポン

 ◇東京六大学野球・第5週第2日 法大7—4東大(2024年5月12日 神宮)

 法大の安達壮汰投手(4年=桐光学園)が終盤2イニングを無安打無失点に抑え、東大戦連勝の立役者となった。

 今秋ドラフト候補の吉鶴翔瑛(4年=木更津総合)が7回4失点で降板も、8回からマウンドに上がると打者6人を1四球だけに封じ込めた。今春からリーグ戦デビューした遅咲き左腕が軽く左拳を握りしめた。

 「自分のテンポでどんどんストライクが取れた。自信を持ってマウンドに上がることができるようになった」。最速147キロの直球に加え、スライダーも勝負球として使えるようになったという。

 きょう12日は母の日。神奈川・桐光学園時代からスタンドで応援し続ける母・文恵さん(56)にも改めて感謝した。「小さい時から全部見守ってくれたので」。3年まで大学での実績はないが社会人野球志望とあり、次週の早大戦も含め、好投でさらなるアピールをしないといけない。「どういう点差だろうが、自分のテンポでチームに流れを呼び寄せる投球をしたい」と意気込んだ。

 

スポーツニッポン

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