スーパーGT:2019年序盤3連戦の締めくくり。第3戦鈴鹿のエントリーリスト発表

　スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは5月13日、鈴鹿サーキットで5月25〜26日に開催する第3戦のエントリーリストを発表した。

　4月13〜14日に岡山国際サーキットで開幕した2019年のスーパーGT。2週間のインターバル挟んだ5月3〜4日には富士スピードウェイで第2戦が行われ、そこから2週間のインターバルを置いて、序盤3連戦の締めくくりとなる第3戦が鈴鹿で行われる。

　シリーズ最長1000kmの戦いとして定着してきたスーパーGTの鈴鹿戦は、2018年から通常大会と同じ300kmレースとなり、開催時期も8月から5月へ移された。

　8月より気温が低くタイムの出やすい5月開催となった上、昨年は強風の影響もあり予選ではコースレコード更新合戦に。

　スーパーGT GT500クラスの決勝はシーズン最終戦まで王座を争ったARTA NSX-GTとRAYBRIG NSX-GTが2.793秒差でワン・ツー。GT300クラスではポールシッターだったK-tunes RC F GT3が優勝。その後方ではタイヤ戦略の異なるチームが団子状態の激戦を繰り広げた。

　2019年も激闘が予想される第3戦鈴鹿には、GT500が15台、GT300が29台の両クラス合計44台が名を連ねている。

　GT500のドライバーラインアップではWEC世界耐久選手権出場のため第2戦富士を欠場した中嶋一貴がau TOM’S LC500に復帰。関口雄飛とふたたびタッグを組む。

　GT300では、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3に宮田莉朋が復帰するほか、RUNUP RIVAUX GT-Rには青木孝行のパートナーとして、柴田優作が加わっている。

　GT500のウエイトハンデでは、2戦連続のポールポジション＆2位表彰台を獲得しているMOTUL AUTECH GT-Rがもっとも重い49kg、第2戦ウイナーのZENT CERUMO LC500が43kgを積む。

　この2台だけが40kg超のウエイトハンデを背負っており、次にハンデが重いのはARTA NSX-GTの24kgとなっている。

　GT300クラスでは第1戦ポールポジション＆2戦連続2位のARTA NSX GT3が47kgともっとも重い。続いて第2戦ウイナーのGAINER TANAX GT-Rが40kg、第2戦ポールシッターのリアライズ 日産自動車大学校 GT-Rが24kgとなっている。

■2019スーパーGT第3戦鈴鹿 GT500クラスエントリーリスト

■2019スーパーGT第3戦鈴鹿 GT300クラスエントリーリスト