伝説の“93分20秒”から10周年…マンCがアグエロ氏の像をお披露目!

2022年5月13日(金)17時56分 サッカーキング

アグエロ氏の像がお披露目となった [写真]=Manchester City FC via Getty Images

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 マンチェスター・Cは13日、クラブレジェンドである元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ氏の彫像を公開した。

 現在33歳のアグエロ氏は、2011年夏にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・Cへと完全移籍。公式戦通算390試合に出場し、クラブ歴代最多の通算260ゴールを記録した。昨シーズン限りでのマンチェスター・C退団が発表された際、その功績を称えて像が建設されることが発表されていた。

 数々の伝説を残してきたアグエロ氏だが、今でも語り草となっているのが、10年前の5月13日に行われた2011−12シーズンのプレミアリーグ最終節QPR戦で決めた決勝ゴールだ。マンチェスター・Cは試合前の時点でマンチェスター・Uと勝ち点「86」で並び優勝を争っていたが、残留争いの渦中にあったQPRに苦戦を強いられ、90分時点で1−2のビハインドとなる。それでも、後半アディショナルタイム2分にボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(現インテル)が同点ゴールを挙げると、93分20秒にアグエロ氏が値千金の逆転ゴールを記録。マンチェスター・Cはプレミアリーグ初優勝を果たすことになった。

 伝説の「93:20」から10周年を迎えた13日、同場面を数千個の亜鉛メッキ鋼板のパーツで再現したアグエロ氏の像がお披露目となった。同じくクラブレジェンドである元ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニ氏、元スペイン代表MFダビド・シルバ(現レアル・ソシエダ)の彫像と同様、本拠地『エティハド・スタジアム』の東側に設置されている。

 アグエロ氏はクラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。

「正直なところ、10年前の自分を見るのはとても美しいことだ。この10年間で、僕はたくさんのトロフィーを獲得することができたし、クラブが世界で最も重要な存在になることに貢献することができた。マンチェスターでの僕のサッカー人生を称え、この銅像を作ってくれたクラブにとても感謝している。とても特別なものだ」


【動画】10年前の5月13日、アグエロ氏が「93:20」に劇的決勝弾

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