【巨人】戸郷翔征が5回4失点で今季1勝はお預け「制球力、追い込んでからの変化球の精度を高める」

2025年5月13日(火)23時11分 スポーツ報知

6回の攻撃を見る戸郷翔征(カメラ・小林 泰斗)

◆JERA セ・リーグ 広島5×—4巨人=延長12回=(13日・マツダスタジアム)

 巨人の戸郷翔征投手が今季5登板目で今季初勝利を目指して先発するも、5回94球8安打4失点、3四球と苦しんだ。

 戸郷は、初回から制球が定まらず3四球で押し出しで先制点を献上。2回にも中村奨にソロを浴びるなど、3イニング連続失点と不安定だった。

 さらに1—3の5回にはこの回の先頭・末包に左中間へのソロを浴びて、計4失点となった。

 2軍降格が決定した4月11日の広島戦で3回1/3を10安打、自己ワーストの10失点と崩れて以来、32日ぶりのマツダでの登板。8回に味方が同点に追いついて、自身の負けは消えたものの、チームも敗れた。

 戸郷は自身の投球について「初回の押し出しだったり、フォアボールの多さっていうのに、制球力をもうちょっと高めないとなと思いますし、要所でホームランだったり、もっと防げるところっていうのもあると思うので、そこをまた見直してやっていければなと思います」と振り返った。

 また、試合後には阿部監督が「真っすぐ、フォーク、スライダーしかないからね。現代の野球だと、ちょっとなかなか厳しいのかなっていうのはね、僕は思うんですけど。よっぽど、全部の精度が良くないとね、なかなか厳しいかなっていうのは本人と話したんですけど」と明かし、右腕も「打たれてるのが2ストライク追い込んでからの変化球が甘くなったりして打たれているので、そこも精度を高めないといけない。もちろん球種を増やすことっていうのも一つでしょうけど、今できることっていうのは、2ストライク追い込んだ後の僕の中の感覚だったり、そこをもっと重点的に取り組んでいこうと思ってます」と語った。

スポーツ報知

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