故障のスネルは離脱長期化の予想も ド軍専門メディアが現状を報告「後退を繰り返している」

2025年5月14日(水)5時40分 ココカラネクスト

スネルの早期復帰が待たれるところだが(C)Getty Images

 今季、開幕から故障者が続出しているドジャース投手陣の中で、戦列復帰が待たれる2人の先発ピッチャーの最新情報が伝えられている。球団のトピックを扱う『Dodgers Nation』が現地時間5月11日、IL入りとなっているブレイク・スネル、タイラー・グラスノーが間もなく、チームドクターのニール・エルトラッシュ医師の診察を受けると報じた。

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 その中で、先月末に右肩の違和感を訴え戦列を離れたグラスノーについては、「予定通り投球を再開している」と記されているものの、開幕から2度の登板の後、左肩炎症でILに入ったスネルの回復状況は思わしくないようだ。

 同メディアは、「スネルは本来であれば、そろそろ投球を再開する予定だったが回復の過程で何度も後退を繰り返している」と指摘。続けて、「ドジャースとしては、スター投手に対して慎重にならざるを得ず、そのためにチームドクターの診察を受けさせることになったと見られる」と経緯を綴っている。

 4月6日にIL入りが発表されたスネルは、先月中旬にブルペン投球が予定されていたものの、肩の違和感により回避。離脱から1か月以上が経過した現在でも、投球再開には至っていない。

 チームの10連戦、遠征終了後、地元に戻りグラスノーとともにドクターの診察を受けるスネルに対し、同メディアは、「さらに長期間の離脱を強いられるようであれば、ドジャースにとって今季の大きな痛手となる可能性がある」などと見通している。また、スネルの今後について語った、デーブ・ロバーツ監督によるコメントも紹介しており、「チームドクターの診察を受けた後でないと、詳しく答えることはできない」と述べたという。

 同メディアは、「スネルが4月6日に故障者リスト入りした当初は、それほど深刻には捉えられていなかった。しかし、現在のところ復帰の目途がまったく立っていない状況となっており、ドジャースは厳しい現実に直面するかもしれない」として、先発左腕の離脱長期化への懸念も示している。

 ドジャースは3カードにわたった敵地での連戦を6勝4敗と勝ち越したものの、先発陣が打ち込まれる試合もあり、ブルペン陣もフル回転と、台所事情の苦しさが浮き彫りとなった。ローテーションの中心として期待されたスネル、グラスノー、両投手の合流が待たれるものの、2人が揃って公式戦のマウンドに登る時期はまだ先の話となるのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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