J2水戸への移籍金0.2億円未満…松田隼風がハノーファー完全移籍移行か
2025年5月14日(水)11時25分 FOOTBALL TRIBE

元U20日本代表DF松田隼風は現在、水戸ホーリーホックからハノーファーへ期限付き移籍中。期限付き移籍期間は2025年6月までだが、完全移籍移行によりハノーファー残留の可能性があるという。
ハノーファーの情報を専門に扱う『Androesen96』は6日、同クラブ所属選手の去就を特集。セカンドチームの一員として、2024/25シーズンのドイツ3部リーグ33試合出場で1ゴール4アシストをマークしている松田について、「彼は好成績を収めており、10万ユーロ(約1,600万円)の買い取りオプションが行使される可能性が高い」とリポート。クラブから高い評価を受けているだけに、トップチームで控え要員になる可能性があるという。
現在21歳の松田は、U20日本代表の一員としてFC U20アジアカップやFIFA U20ワールドカップに参戦した実績の持ち主。2023年6月、水戸の育成業務提携先であるハノーファーへ期限付き移籍すると、海外挑戦1年目はU23チームでプレー。ドイツ4部リーグ28試合の出場で3ゴールを挙げた。
この結果が高く評価されると、同選手は2024年夏に期限付き移籍期間延長で残留。2024/25シーズンはセカンドチームで結果を残しているだけに、トップチーム昇格の可能性は十分考えられる。
なお、ハノーファーのトップチームはリーグ戦32試合終了時点で8位。ブンデスリーガ自動昇格ラインから勝ち点6差と、昇格のチャンスは残っている。トップチーム在籍の元日本代表DF室屋成からアドバイスを貰っている松田がハノーファーに残留するとなれば、ブンデスリーガでデビューのチャンスが巡って来るかもしれない。