CB補強目指すレアル、ボーンマスDFハイセン獲得レースでポールポジションか
2025年5月14日(水)8時30分 FOOTBALL TRIBE

レアル・マドリード(スペイン1部)は11日に行われたラ・リーガ第35節でバルセロナ(同1部)と対戦。フランス代表FWキリアン・ムバッペが幸先よく2ゴールを決めるなどしたものの、最終的に3-4の逆転負けを喫してタイトル獲得が切望的となった。
そのマドリードではブラジル代表DFエデル・ミリトンが長期離脱して以降は守備陣に負傷者が相次いでおり、今夏にはセンターバックの補強を目指すと見られている。そのターゲットとして、ボーンマス(イングランド1部)のスペイン代表DFディーン・ハイセンの名前が盛んに取り沙汰されている。
スペイン『レレボ』によれば、ハイセンの代理人であるアリ・バラット氏とドン・ハイセン氏はここ数日でマドリードと会談を行ったとのこと。スペイン代表DFは今夏にステップアップするとみられていることからボーンマスを退団することはほぼ確実だという。
マドリードはハイセンが同クラブへの移籍を望んでいることをすでに理解しているとのこと。同選手に設定されている5800万ユーロ(約95億7,000万円)の契約解除金が主な障壁になるとみられていたが、この金額は3年にわたって支払えるため、大幅な支出を抑えられるようだ。
なお、ハイセンはチェルシー(イングランド1部)やリバプール(同1部)、アーセナル(同1部)などからの注目を浴びているなかで、複数クラブからのオファーを保留している模様。まだ、何かが確定するまでは全てが未定だが、マドリードが争奪戦でポールポジションに立っているようだ。