磐田、乱暴行為のDFギレルメとの契約を解除「スポーツ界全体への影響は甚大」
2018年5月15日(火)11時31分 サッカーキング
ギレルメは今月2日に行われた明治安田生命J1リーグ第12節の横浜F・マリノス戦にて2度目の警告を受けて退場処分となった後、相手選手やスタッフに乱暴行為を働いた。ギレルメは第13節柏レイソル戦の出場停止に加え、以後6試合の出場停止処分を科された(10日にJリーグが発表)。
そして15日、磐田がギレルメとの契約解除を発表。同クラブは横浜FM戦の翌日、同選手に厳重注意と謹慎処分を科したことを発表したうえで「クラブとしての最終的な処分につきましては、厳正な処分を下す方針でおり、決定次第ご報告させていただきます」と公式HPにて記していた。
ギレルメは現在30歳。2007年にヴァスコ・ダ・ガマからスペインのアルメリアへ加入し、レアル・バジャドリードでもプレーした。2011年からは母国ブラジルでプレーし、アトレチコ・ミネイロやバイーア、フルミネンセなど数々のクラブを渡り歩いてきた。2017年はトンベンセからフォルタレーザやパイサンドゥに期限付き移籍で加入してプレーしていた。そして今季開幕前、磐田への期限付き移籍加入が決定。今季は公式戦12試合に出場していた。
ギレルメとの契約解除にあたり、磐田は公式HPにて「サッカー界のみならずスポーツ界全体に及ぼした影響は甚大であり、多大なるご迷惑をお掛けしましたこと、並びに不快な思いをさせてしまったことを心より深くお詫び申し上げます」と記している。