大谷翔平が「ボブルヘッドデー」無双 14&15号の2打席連発でMLB最多タイ浮上 ド軍19得点大勝

2025年5月16日(金)13時47分 スポーツ報知

◆米大リーグ ドジャース19—2アスレチックス(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、本拠地・アスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。自身の「ボブルヘッドデー」に今季初の2打席連発をマークするなど4打数2安打6打点の大暴れでチームを2連勝に導いた。

 1本目は5点リードの3回1死一、二塁。2番手右腕・アレクサンダーのチェンジアップを捉え、左中間席まで運んだ。三塁を通過する直前には右手を挙げてガッツポーズをつくり、本拠地は大きくわいた。打球速度は102・9マイル(約165・6キロ)、角度28度、飛距離382フィート(約116メートル)だった。この日は自身の「ボブルヘッドデー」。通算4度目、今季2度目の人形配布試合ではサヨナラ本塁打をマークした4月2日(同3日)に続いて3戦連発とした。

 勢いは止まらない。11点リードの4回1死一塁ではバックスクリーン左へ今季初の2打席連続アーチ。15号2ランは、打球速度109・6マイル(約176・4キロ)、角度21度、飛距離418フィート(約127メートル)の弾丸ライナーだった。ジャッジ(ヤンキース)、シュワバー(フィリーズ)に並び、本塁打王争いで再び両リーグトップタイに浮上した。

 5月は13試合で早くも8発目。5月の月間最多は23年の8本塁打だが、14試合を残して並んだ。シーズン55発ペースとなり、2年連続の50本塁打、3年連続本塁打王へ今季も順調に本数を積み重ねている。アスレチックス戦は22本目の本塁打で、対戦球団別ではレンジャーズ戦の21本を上回り最多となった。この日のボブルヘッド人形は昨季達成した史上初の「50—50」(50本塁打、50盗塁)の盗塁をイメージしたもの。来場者全員配布の一戦で主役が最高の働きを見せた。

 ドジャースは大谷の2発を含む5本塁打で今季最多の19得点と大勝。29勝15敗の貯金14でナ・リーグ西地区首位をキープした。16日(同17日)からは大谷の古巣・エンゼルスとの「フリーウェー・シリーズ」。無双モード突入の大谷が打線をけん引する。

スポーツ報知

「大谷翔平」をもっと詳しく

「大谷翔平」のニュース

「大谷翔平」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ