大谷翔平が今季初の2打席連発 15号キャッチの20歳大学生は“争奪戦”で右手負傷も「全く痛くない」

2025年5月16日(金)13時6分 スポーツ報知

大谷翔平の15号ボールを手に入れたカイル・ライトさん(撮影・村山みち通信員)

◆米大リーグ ドジャース—アスレチックス(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、本拠地・アスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場し、今季初の2打席連発となる14、15号を放ち、本塁打王争いで両リーグトップタイに浮上した。

 1本目は5点リードの3回1死一、二塁。2番手右腕・アレクサンダーのチェンジアップを捉え、左中間席まで運んだ。三塁を通過する直前には右手を挙げてガッツポーズをつくり、本拠地は大きくわいた。打球速度は102・9マイル(約165・6キロ)、角度28度、飛距離382フィート(約116メートル)だった。この日は自身の「ボブルヘッドデー」。通算4度目、今季2度目の人形配布試合ではサヨナラ本塁打をマークした4月2日(同3日)に続いて3戦連発とした。

 勢いは止まらない。11点リードの4回1死一塁ではバックスクリーン左へ今季初の2打席連続アーチ。15号2ランは打球速度109・6マイル(約176・4キロ)、角度21度、飛距離418フィート(約127メートル)、の弾丸ライナーだった。

 15号のホームランボールを手に入れたのはロサンゼルス在住の大学生、カイル・ライトさん(20)。年間50〜60試合を現地観戦しているといい、何とこの日が通算11個目のキャッチ。争奪戦で右手の指を複数箇所も負傷したが、「けがしてしまったけど、全く痛くない。それ以上の価値がある。すごくうれしい!」と笑顔で振り返った。

スポーツ報知

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