大谷翔平「たまたまだと思いますけどね」ボブルヘッドデーで2打席連続弾、15号で本塁打トップタイ
2025年5月16日(金)13時52分 スポーツ報知
◆米大リーグ ドジャース—アスレチックス(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、本拠地・アスレチックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、14、15号と2打席連続弾を放つなど5打数2安打6打点の大暴れだった。
大谷は試合後「終始いいオフェンスで素晴らしかった。(14号は)まだ試合がわからなかった。突き放すのにいいホームランだった。(15号は)低い弾道でしっかりと伸びるような弾道。いいバットの出方だった。一打席一打席、いい打席を送れればと思っている」と振り返った。ボブルヘッドデーでの活躍は「たまたまだと思いますけどね。こうやってお客さんが入ってくれる中で勝てるというのは選手にとってもうれしいこと。いつでも、ボブルヘッドデーでなくても、勝てるように頑張りたいなと思ってます」と話した。
1打席目は空振り三振、2打席目は右犠飛。2回までに6点を奪ってリードしていたドジャース。2試合連続弾となる一発が出たのは、7—2で迎えた3回1死一、二塁の3打席目。2ボールからの3球目だった。2番手右腕・アレクサンダーの外角チェンジアップを捉えると、逆方向への飛球で左中間席へ運んだ。三塁を通過する直前には右手を挙げてガッツポーズを作り、本拠地は大きく沸いた。14号3ランの打球速度は102・9マイル(約165・6キロ)、飛距離382フィート(約116メートル)、打球角度28度だった。
勢いは止まらない。13—2で11点リードの4回1死一塁の4打席目。またしてもアレクサンダーのシンカーを捉えると中堅へ今季初の2打席連続アーチを放った。15号2ランは、打球速度109・6マイル(約176・4キロ)、飛距離418フィート(約127メートル)、打球角度21度の弾丸ライナーだった。この時点でジャッジ(ヤンキース)、シュワバー(フィリーズ)に並ぶ両リーグトップの15本塁打となった。
「50—50」(50本塁打&50盗塁)を達成した昨年9月19日の敵地・マーリンズ戦以来の3打席連続弾の期待がかかった5打席目は二ゴロ。1試合3発でも同試合以来キャリア2度目だったが、6打席目は捕手・ペレダの前に空振り三振に倒れた。