大谷翔平が今季初の2打席連続弾14、15号 またしてもボブルヘッドデーで大暴れで本塁打両リーグトップタイ浮上
2025年5月16日(金)12時39分 スポーツ報知
◆米大リーグ ドジャース—アスレチックス(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、本拠地・アスレチックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、今季初の2打席連続弾&1試合2本塁打となる14、15号を放った。
まずは、7—2で迎えた3回1死一、二塁の3打席目。2ボールからの3球目だった。2番手右腕・アレクサンダーの外角チェンジアップを捉えると、逆方向への飛球で左中間席へ運んだ。三塁を通過する直前には右手を挙げてガッツポーズを作り、本拠地は大きく沸いた。打球速度は102・9マイル(約165・6キロ)、飛距離382フィート(約116メートル)、打球角度28度だった。
勢いは止まらない。13—2で11点リードの4回1死一塁の4打席目。またしてもアレクサンダーのシンカーを捉えると中堅へ今季初の2打席連続アーチを放った。15号2ランは、打球速度109・6マイル(約176・4キロ)、飛距離418フィート(約127メートル)、打球角度21度の弾丸ライナーだった。この時点でジャッジ(ヤンキース)、シュワバー(フィリーズ)に並ぶ両リーグトップの15本塁打となった。
またしてもボブルヘッド人形配布試合での大暴れだ。昨年8月28日には、愛犬のデコピンを抱えた人形配布試合で、試合前にはデコピンの始球式を成功させると、いきなり先頭打者本塁打を放った。今年4月2日には、同点の9回にサヨナラ本塁打を放ってみせた。試合後には「自分にとって特別かなと思うので、そういう日を作ってもらって、そういう日に打てるというのは、選手にとっては特別なことだと思うので、いい夜だったと思います」と満足そうに振り返っていた。自身のボブルヘッド人形配布試合は3試合連続のアーチだ。
5月は13試合目ながら早くも8発目。5月の月間最多は23年の8発だが、この試合を含めて残り15試合ありながら並んだ。44試合目での15号は、レギュラーシーズン162試合に換算すると、55・2発ペース。2年連続の50発、3年連続本塁打王へ今季も順調に本塁打を積み重ねている。アスレチックス戦は22本目の本塁打で、対戦球団別ではレンジャーズ戦の21本を上回って最多となった。
◆対戦球団別の本塁打数
(1)22 アスレチックス
(2)21 レンジャーズ
(3)18 ホワイトソックス
(4)17 マリナーズ
(5)15 アストロズ
(6)13 タイガース
(7)11 ロッキーズ、ロイヤルズ、レイズ
※最少はフィリーズ戦の1本
◆5月の年別本塁打数
▽18年 2本
▽19年 3本
▽20年 0本(試合なし)
▽21年 7本
▽22年 7本
▽23年 8本
▽24年 7本
▽25年 8本