神戸、リーグワン初の4強入り 粘る静岡を振り切る
2025年5月17日(土)14時5分 スポーツ報知
先制のPGを決める神戸・ブリン・ガットランド(カメラ・谷口 健二)
◆ラグビーリーグワン▽プレーオフトーナメント準々決勝 神戸35—20静岡(17日・花園)
レギュラーシーズン5位の神戸(旧神戸製鋼)は、同4位の静岡(旧ヤマハ発動機)を破り、リーグワンでは初の4強入りを果たした。
前半。神戸はSOブリン・ガットランドのPGで先制もその後トライ(G)を献上。3—7で迎えた18分、WTB松永貫汰がトライ寸前で左タッチライン外へ押し出されたが、相手選手のタックルが首付近への危険なものだとして、TMO(ビデオ判定)の結果、ペナルティートライを獲得した。10—7と逆転。さらに同27分、ラックからフランカーのワイサケ・ララトゥブアがトライ(G)を奪い、17—10で前半を折り返した。
後半。早々に松永が味方のキックパスに反応して左隅に飛び込んだが、TMOの結果、今度はノートライ。その直後。ラックを連続支配すると、敵陣ゴール前のラックから右へ展開。スピードよくライン参加したFB李承信が抜け出してトライを挙げ、24—10とした。 その後1T(1G)とPGを奪われ、24—20と迫られたが、33分。ガットランドのキックパスが逆サイドのWTBイノケ・フ゛ルアに通り、ブルアが左隅へトライ。貴重な追加点を奪い、29—20。さらに2PGを加え、35—20でノーサイドの笛を聞いた。
神戸は、24日の準決勝(秩父宮)ではリーグ1位のBL東京(旧東芝)に挑む。