パリは「自分史上最高」で臨めなかった秦由加子、トライアスロンの世界シリーズ横浜大会2位

2025年5月17日(土)22時43分 読売新聞

力走する秦由加子(17日)=野口哲司撮影

 トライアスロンの世界シリーズ横浜大会は17日、横浜市の山下公園周辺特設会場で行われ、パラの部の女子はパリ・パラリンピック代表の秦由加子(キヤノンマーケティングジャパン・マーズフラッグ・ブリヂストン)が運動機能障害PTS2で2位だった。

 秦はパリ・パラでは大会前の練習中の落車事故で腕を骨折。その影響もあり、本番は9位だった。この日のレース後、「パリは『自分史上最高』の状態で臨むことができなかった。やはりもう1度、パラの舞台に立ちたいと思った」とし、2028年ロサンゼルス・パラへの思いをにじませた。

 運動機能障害PTS4の谷真海(サントリー)は3位。「スイムで出遅れてしまい、少し厳しいレースになった。気持ちは最後まで集中して、ランは(前の選手が)見えてくるはずと思いながら走った」と振り返った。28年ロス・パラについては「現状ではまだ考えられない。今に集中している。(出場を目指すかどうかは)自分に成長の余地があるかどうか、手応え次第」と慎重だった。

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