“量産態勢”に入った鈴木誠也を地元メディアが称賛!「彼ほど過小評価されている選手はいない」

2023年5月20日(土)19時59分 ココカラネクスト

3打席連続本塁打も放った鈴木。いよいよ調子が上がってきた(C)Getty Images

 現地5月19日(日本時間20日)、カブスの鈴木誠也は敵地で行われたフィリーズ戦に「4番・ライト」で先発出場。4打数2安打の活躍で、チームの大勝に貢献した。

 5回の第3打席、相手投手が投げた真ん中低めのスライダーを捉えると、強烈な打球をレフトへ弾き返し、これが二塁打となった。6回の第4打席でも二塁へ内野安打を放ち、この日は2安打を記録。3試合連続のマルチ安打となった。

【動画】5月14日(日本時間15日)のミネソタ・ツインズ戦、「まるでロケット」鈴木誠也が1か月ぶりに放った“超低空”2号弾の映像

 現地17日(日本時間18日)のアストロズ戦では2打席連続本塁打と大暴れを見せるなど、状態を上げてきている鈴木誠也。今日の試合を終え、打率.293、5本塁打、17打点の成績を残している。

 そんな鈴木の活躍を地元メディアが称賛している。カブス専用メディア『Cubs Insider』は鈴木誠也の特集記事を配信した。

 同メディアは「セイヤ・スズキほど過小評価されているカブスの選手は他にいない。この4戦で4本の本塁打を放ち、わずか17回の打席でwRC+(得点創出能力、リーグ平均値は100)を104から134に上昇させた」と数値を紹介。

 さらに、「4月はあまり本塁打を打たなかったにもかかわらず、5月に入って状況が好転し始めている。3打席連続本塁打という、日本出身選手としては史上初の快挙を達成するなど、最近のパワーアップは見逃せない。ボールを強く打つだけでなく、三振が減り、四球が増えた」と、長打を量産している連日の打撃を称賛。4月は一発が復帰戦での一発のみと長打が出ていなかったが、ここにきて状態が上がってきているようだ。

 同メディアは記事の後半に、「彼は本当に優秀な選手で、ただ地上に出るためにもう少し滑走路が必要だったようなものだ」と記載し、ここ数日活躍で状態を上げている鈴木を高評価していた。

 日本が誇るスラッガー、鈴木誠也がいよいよ“量産態勢”に突入した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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