鈴木誠也の脇腹痛に地元メディアも落胆…負傷者リスト入りは「カブスにとって大きな痛手だ」
2024年4月16日(火)10時1分 ココカラネクスト
開幕から好調だった鈴木誠也が右腹斜筋の張りで10日間の負傷者リストに入った(C)Getty Images
カブスの鈴木誠也が現地時間4月15日(日本時間16日)、右腹斜筋の張りで10日間の負傷者リスト(IL)に入った。球団が発表した。
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鈴木は開幕から15試合で打率.305、3本塁打、13打点と好調を維持していただけに、今回の離脱は本人にとってもそうだが、チームにとっても痛い。
現地メディア『Marquee Sports Network』は鈴木が今回の故障について質問を受ける映像を、Xに投稿した。それによると、鈴木は「身体はすごく状態良くて何も問題なかったんですけど、突然走っている最中にちょっときたという感じ」と答えている。
実際に同14日のマリナーズ戦では、3回二死から初球のスライダーを捉えて左中間席へ3号ソロを放ち、先発の今永昇太を援護した。さらに翌15日にはマルチ安打をマークし、ここまで打線の主軸を担ってきた。
そんな突然のアクシデントに、地元メディアも落胆の色を隠せない。『Chicago Tribune』は「シーズン開始から3週間も経たないうちに、カブスは主力選手の新たな負傷という打撃を乗り越えなければならない」と、投稿し、同紙のカブス番記者であるメーガン・モンテムーロ記者も自身のXで「カブスにとっては大きな打撃だ」と、綴っている。
鈴木は昨春のキャンプ中にも左脇腹痛で離脱して、開幕をIL入りして迎えている。2年連続で春先に起きた“悪夢”を乗り越え、打棒復活を願うばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]