カブス・鈴木誠也 5号ソロで大逆転に貢献!8回表に10失点→裏に6点挙げる

2025年4月20日(日)1時30分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ カブス13−11Dバックス(2025年4月18日 シカゴ)

 両チーム合わせて7本塁打を含む33安打&24得点。壮絶な乱打戦で最後の得点を記録したのがカブス・鈴木だった。8回に5点を奪い再逆転し、迎えた第5打席で中堅右に5号ソロ。それまで2ラン、3ラン、満塁弾が出ており、鈴木の一発でチームの「サイクル本塁打」となった。

 歴史的な打ち合いだった。カ軍は7回を追えて7—1と大量リードも、8回に救援陣が総崩れ。打者13人攻撃で10点を奪われて逆転を許した。ミシガン湖から吹き込む強風が一因となったが、カ軍打線もやり返した。2発5打点のケリーは「今日のような風の日は何が起こるか分からないんだ」。その裏の攻撃で3本塁打で6点を奪って再逆転。最後を締めたのが鈴木だった。

 8回の表裏で計16点。1イニングで両軍16得点は、1914年に開場したナ・リーグ最古の球場リグリー・フィールドの最多記録となった。1イニングに10失点して勝利するのは、06年のインディアンス(現ガーディアンズ)以来、19年ぶり7度目という珍事。クレイグ・カウンセル監督は「本当にクレージーだった。最後に勝者になれて良かった」と息をついた。

 鈴木は7日のレンジャーズ戦で二盗の際に右手首を痛め、その後3試合を欠場。復帰2戦目で復活ののろしを上げる一発になった。

スポーツニッポン

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