カブスの「PCA」にド軍指揮官も脱帽...2戦計6安打7打点2本塁打 守備でも「捕球10%」の打球好捕

2025年4月24日(木)14時21分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ カブス7—6ドジャース(2025年4月23日 シカゴ)

 カブスの「PCA」ことピート・クローアームストロング外野手(23)が23日(日本時間24日)、本拠ドジャース戦で2試合連発の5号3ランを含む3安打4打点2盗塁の活躍で7—6の逆転勝ちに貢献。ドジャース2連戦で計9打数6安打7打点2本塁打の大暴れで、連勝の立役者となった。

 0—2で迎えた4回、一時逆転となる3ランを左中間へ放り込んだ7番のクローアームストロングが直後に中堅の守備につくと、東京ドームでの開幕シリーズでも聞かれた「PCA!」の大合唱が場内から起きた。両手を挙げて応えた23歳は「後ろの観客席にドジャースファンもいたので十分にあいさつできなかったけど、今日最も楽しかった瞬間だった」と振り返った。

 5回に中前適時打でチーム7点目を叩き出し、守備でも7回にド軍・エドマンの左中間への強烈なライナーを好捕。「スタットキャスト」によると捕球確率10パーセントの打球で、6回6失点ながら勝利投手となった先発左腕ボイドは「彼はまさにトップクラス。本当に素晴らしい守備をしている。守備では恐らく過去最高だろう。打席での活躍は驚くものじゃないよ」と打撃よりも守備を評価した。

 カブスのカウンセル監督は「試合のあらゆる場面でインパクトを残せる。バットスイング、パワー、走塁、守備。素晴らしかった。間違いなく大きな存在感を示した」と絶賛。大リーグ公式サイトによると、ドジャースのロバーツ監督も素晴らしいプレーを見せてくれたお礼として「ワインかゴルフボールをプレゼントした方がいい」とジョーク交じりで脱帽した。今季レギュラーシーズンでの対戦を終えた敵将からの賛辞に、クローアームストロングは「いいですね」と笑い、「ここ数年、彼ら(ドジャース)の成功を見ているのはつらかったよ」と“主役”になることを誓った。

スポーツニッポン

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