カブス逆転勝ちでドジャースに今季勝ち越し 「PCA」が3ラン含む3安打4打点2盗塁の大暴れ
2025年4月24日(木)10時54分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ カブス7—6ドジャース(2025年4月23日 シカゴ)
カブスは23日(日本時間24日)、本拠でドジャースと対戦。このカード今季レギュラーシーズン最後の試合に7—6で逆転勝ちし、昨季世界一チームに4勝3敗と勝ち越した。
当初は「3番・DH」で先発予定だった鈴木誠也外野手が右手首の痛み再発により急きょ欠場。2安打を放った22日のドジャース戦で初回に二塁へヘッドスライディングした際に痛めたもので、代わりにターナーが「3番・DH」に入った。
好調の打線が試合中盤に2度のビッグイニングをつくった。3回に2点を先行されると、4回1死一、二塁から「PCA」こと7番・クローアームストロングが左中間へ2戦連発となる逆転の5号3ラン。5回に3—5と再びリードを許すと、その裏には3つの四球で迎えた1死満塁から5番・スワンソンの2点中前打で追いつき、6番・ホーナーの勝ち越し右犠飛、クルーアームストロングの中前適時打とたたみ掛け、一挙4点を奪った。
7、8回は好機をつぶしたものの、クルーアームストロングは8回にも中前打を放ち3安打4打点。さらに盗塁2つを決めてメジャートップに並ぶ今季10盗塁目、中堅の守備でも好プレーを連発する活躍だった。
先発左腕ボイドは6回10安打6失点も、その後は3投手の継投で無失点。大谷翔平投手も右翼へのポテンヒット1本に抑え、最終回の第5打席は4番手右腕ホッジがスイーパーで空振り三振に仕留めた。