【巨人】中田翔復帰でも守られる「スーパールーキーの名前」

2023年5月25日(木)10時58分 ココカラネクスト

ルーキーながら守備での貢献が光っている門脇(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 最強布陣そろうか。右太もも裏の肉離れで戦線離脱していた巨人・中田翔内野手が25日の試合から一軍に合流する。

 中田は5月4日のヤクルト戦(東京ドーム)のプレーで右脚を負傷、その後、脅威的な回復力を見せ、24日のBC埼玉武蔵との3軍戦(ジャイアンツ球場)に出場。安打こそ出なかったものの、守備の動きなどにおいても問題ないという確認ができたことで、待望の一軍復帰となりそうだ。

【動画】打球えぐすぎ!主砲、岡本和真は2回にリーグトップに並ぶ9号を放った

 離脱前までの成績は28試合で打率・301、7本塁打、15打点。目をかけている弟分の秋広優人も好調をキープしており、中田復帰による相乗効果が早くも期待されている。

 そして気になるのは、三塁守備で好守を連発しているドラフト4位ルーキーの門脇誠の存在にもある。

 門脇といえば、中田翔離脱に伴って、岡本和真が一塁に回ったことにより、三塁を守ることになった。その中で好守を連発、特に首脳陣をうならせたのは17日のヤクルト戦(神宮)のプレーだった。

 「8番・三塁」で先発出場した門脇は8回、5—3と2点差に迫られ、なお8回一死一、二塁のピンチの場面。オスナの強烈な三塁線のゴロを三塁ベース後方で捕球すると、二塁を守る吉川尚輝に素早く弾丸送球。併殺を完成させ、ヤクルト反撃の芽をつんだ。

 この守備に関して原監督は「深い位置を守ってあれをゲッツーにできるのはすごいですね。肩も強いしね。見事だと思います」と絶賛の嵐、野球評論家の間でも改めて門脇の守備に称賛の声が高まったプレーとなった。

 実際に門脇は規定に達していないが、ここまで三塁手として出場した14試合で失策は「0」、併殺は「3」となっている。岡本和は31試合に出場し、失策は「4」、併殺は「4」。三塁手として2年連続ゴールデングラブを受賞と岡本和の守備力も評価されている中、それ以上に門脇の守備はチームのストロングポイントとなっているようだ。

 すでに岡本和はレフトの守備練習に取り組むなど、このままでいけば「門脇・三塁」はキープされそうな勢い。

 24日の試合は主砲の岡本和が2回に先制の9号ソロと3試合連続弾を放ち、投げてはエースの戸郷翔征が1点を守り切り、今季初完封勝利を挙げた。主砲が打って、エースが守り抜くという最高な展開の中で中田を迎える。

 原監督が常々「勝負は6月」といってきたチームがいよいよペナントの本命に躍り出そうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「中田翔」をもっと詳しく

タグ

「中田翔」のニュース

「中田翔」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ