エンゼルスが大谷翔平を慰留するには何勝が必要?米メディアが示した“デッドライン”とは

2023年5月28日(日)12時0分 ココカラネクスト

なによりも勝利を求める大谷を引き留めるには「7月までの成績が『60勝47敗』程度」は求められるという(C)Getty Images

 今季も二刀流で躍動している大谷翔平。投げては10試合に先発登板して5勝1敗、防御率3.05。打っては打率.275、12本塁打、33打点を記録している。そんな大谷は今季終了後にフリーエージェント(FA)となる見込みで、エンゼルスに残留するのか、他球団に移籍するのか、早くも二刀流の動向に大きな注目が集まっている。

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 現地メディアは大谷がエンゼルスに残留する可能性について見解を示した。スポーツ専門サイト「DEADSPIN」は「エンゼルスがショウヘイ・オオタニを引き留めるには、期限までに何勝が必要なのか?」のタイトルで記事を配信した。

 同メディア記事の冒頭で「エンゼルスが今季プレーオフに進出できなければ、オオタニがいなくなることは間違いないだろう。今オフにフリーエージェントを迎える彼は、まだポストシーズンを経験したことがなく、勝利が最も重要なことだと語っている」と、残留の最低条件としてポストシーズン進出を挙げた。

 さらに、「オオタニと再契約するチャンスを得るためには、(ポストシーズンを)ただ狙っているわけだけではいけない。エンゼルスは一貫して戦う姿勢を示さなければならない。彼らが今シーズンのワイルドカード枠に割り込んでも、オオタニが移籍を選ぶ可能性は十分にあり、それは組織にとって最悪のシナリオだ」と記載。

 残留の“デッドライン”には「7月までの成績が『60勝47敗』程度であることが、(エンゼルスが)真剣勝負を挑んでいることをオオタニに示すための基準だと思う。しかし、これはかなり高い注文である」と、同メディアは見解を示していた。

 エンゼルスは二刀流スターを引き留めるために、勝ち続けることができるか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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