ロコ・ソラーレがオフの過ごし方を明かす 藤沢五月は大福屋さんで「1時間以上並んだ…」新シーズンスタート会見
2025年5月28日(水)13時49分 スポーツ報知
新シーズンスタート会見後に公開練習を行ったカーリング女子のロコ・ソラーレ、藤沢五月(カメラ・手島 莉子)
カーリング女子で五輪2大会連続メダリストのロコ・ソラーレが28日、北海道・北見市のアドヴィックスカーリングホールで新シーズンのスタート会見と公開練習を行った。
今季は2026年ミラノコルティナ五輪出場、そして3大会連続メダル獲得へ重要なシーズン。サードの吉田知那美は2022年の北京五輪後からの4年間を「起承転結」で表現。「昨年は“転”、今シーズンが“結”になりますが、私たちは立てた目標は達成している。どんな目標を立てるかが大事。自分たちはピーキングの強さがある」と力を込める。「今シーズン、せっかく勝つなら最高に楽しく、最高なカーリングをしたという思いを持って勝ちたい。新しいロコを見せられるように頑張ります」と重圧のかかる試合へ、強い覚悟を示した。
会見では、各選手がオフシーズンの過ごし方も明かした。スキップの藤沢五月は「シーズンが始まると海外で過ごすことが多いので、家族で過ごす時間を増やしました」と温泉旅行などでリラックス。イベントなどで都内に出向く際は大好きな和菓子屋さん巡りにも没頭し「東京においしい大福屋さんがあると聞いたので時間があるときに行ったら、1時間以上並ぶ羽目になりました」と苦笑いした。
リードの吉田夕梨花は「カーリングを頭から離してパズル遊びに没頭して、無心になる時間が好きだったと気がつきました」と1500ピースのパズルに挑戦。まだ完成していないといい、「シーズン中は、たぶん1日1ピースが限界だと思います」と笑った。各選手がそれぞれ充実のオフを過ごし、勝負の新シーズンを迎えている。
日本はまだ五輪出場枠を獲得できていない。9月の五輪代表候補決定戦(北海道・稚内)をフォルティウス、SC軽井沢ク、ロコ・ソラーレの三つ巴で争い、勝利チームが日本代表に確定。同チームが五輪出場枠をかけて12月の五輪最終予選(カナダ)に出場する。