【西武】2000年5月以来25年ぶりの月間7完封 「一体感が自然に生まれている」と渡辺勇太朗
2025年5月28日(水)22時48分 スポーツ報知
好投した西武先発の渡辺勇太朗(カメラ・池内 雅彦)
◆パ・リーグ 西武6—0楽天(28日・ベルーナD)
西武が3投手の継投で楽天に完封勝ち。今季両リーグ最多となる12度目、5月に入り7度目の完封勝利で、月間7完封は2000年5月以来25年ぶり5度目の球団タイ記録となった。
先発・渡辺勇太朗は7回3安打無失点で今季3勝目。「自分を信じて強いボールを投げることだけ考えて」と5回2死一、三塁では141キロスプリットで辰己を空振り三振に斬り、思わず右手を引きガッツポーズ。力強い雄たけびを上げた。
チームはリーグトップの防御率0・65を誇る今井、同トップの6勝を挙げる隅田を筆頭に先発投手陣が好調で、渡辺も「ともに頑張ろうとみんなで戦ってる感じがすごくある。一体感が自然に生まれている」と雰囲気の良さを熱弁。リリーフ陣も15試合連続無失点投球を続ける山田や8試合連続ホールドを挙げる甲斐野らが奮闘する。西口監督も「本当に投手陣はいい。バッテリーがしっかりやってくれてると思うので、頼もしい限り」と目を細めた。