【阪神】藤川球児監督、1点リード直後のネルソン起用に「湯浅を休ませたかった」「駒の数ほしい」

2025年5月28日(水)22時42分 スポーツ報知

6回から登板するネルソン(カメラ・義村 治子)

◆JERA セ・リーグ 阪神1—0DeNA(28日・甲子園)

 阪神・藤川球児監督は新助っ人のネルソンの本領発揮を期待した。

 1点リードの6回に起用。助っ投は1死二、三塁のピンチを招いたが、桑原、牧を遊ゴロに仕留めて窮地を脱した。前回登板の22日の巨人戦(甲子園)は延長11回にマウンドに上がり、2安打1失点で敗戦投手になっていた。

 指揮官は「湯浅を今日は少し休ませたかったというのがあったので、ネルソンに思い切って託しました。乗り切れなかった前回登板があったので、乗り切るために非常に苦しいマウンドになったと思うんですけど、最後に開き直ってアウトを取るというのは、実はリリーフにとってはすごく重要なこと。これでまた少しずつ強いネルソンといいますかね、アメリカでやっていたときのようなネルソンになってきてくれるんじゃないかなと思います」と目を細めた。

 鉄壁の救援陣だが、リリーフ陣に負荷がかかるゲームが多く、12試合連続無失点中の湯浅も25日の中日戦(バンテリンD)で2イニングを投げるなど、先週は出番が多かった。それだけに、ネルソンは重要なピースになり得る存在。球児監督は「まだまだ、駒の数はほしいところではありますね。それをつくっていくのもこちらの作業なんですけど、どうしてもゲームがタイトですから。乗り越えれば一気につかめるものがあると思うんで、みんなで支えていきながらやっていければ」と先を見据えた。

スポーツ報知

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