西武快勝 首位・日本ハムに0.5差! 渡辺が7回無失点で3勝目 長谷川3打点

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　◇パ・リーグ　西武−楽天（2025年5月28日　ベルーナD）

　2位・西武が6−0で楽天に快勝。貯金を今季最多タイの「5」とした。首位・日本ハムがソフトバンクに敗れたため、ゲーム差は0.5に縮まった。先発登板した渡辺勇太朗投手（24）は5回1死まで無安打の好投を見せ、7回3安打無失点の好投で今季3勝目をマークした。

　渡辺は16日のオリックス戦（ベルーナD）以来、中11日での先発登板。

　初回、試合前時点でリーグトップの打率.333と好調の村林を空振り三振。3回に四球で初めて走者を背負ったが、冷静に後続を断った。

　5回1死走者なしから宗山に死球で出塁を許すと、続くフランコに左前打され、一、二塁のピンチ。それでも後続を抑えて得点を許さず、7回3安打無失点、6奪三振で降板。4試合連続のハイクオリティースタート（HQS＝7回以上、自責点2以下）となった。2番手・山田、3番手・ラミレスも無失点で継投し、チームとしては5月7度目の完封リレーとなった。

　打線は初回にネビンの犠飛で先制すると、続く長谷川の左前適時打で2点目を加えた。6回には牧野、ネビンの連打でチャンスをつくり、再び長谷川が左中間へ2点適時三塁打。外崎の犠飛で5−0とリードを広げた。8回にも元山の左前適時打でさらに1点を追加した。

　▼長谷川　23歳になってから絶好調です。（6回のタイムリー）バント失敗してちょっとどうなるかわからなかったんですけど、冷静に打席に入って、いいところに飛んでくれた。よかったです。（4試合連続ヒット、好調の要因は）よく寝ることじゃないですかね。

　▼渡辺　前回同様、ストライク先行で優位に進められたので、そこは良かったと思うんですけど…8回も行きたいですって言ったんですけど、代えられてしまったので、そこはやっぱり任せてもらえるだけのピッチャーになれるように頑張りたいと思います。もう1イニングぐらい行けるかなと思ったんで、ちょっと悲しかったですけど…ここ数試合で感覚も良くなってきて調子も良くなってきている。