阪神28歳外野手は「代打の神様」か、それとも…代打率.750も話題 「またスタメン出場も見てみたい」

2025年5月29日(木)12時13分 ココカラネクスト

豊田は代打で結果を出し続けている(C)産経新聞社

 阪神は28日のDeNA戦(甲子園)に1−0の完封勝利。2試合連続の1−0と投手力も光り、守り切った。

 先発左腕の門別啓人は5回8安打と打ち込まれながらも粘りの投球で無失点に抑え、2勝目をマーク。現在防御率リーグ1位、難敵、左腕のケイに対し、5回二死二塁の場面で近本光司が甘めのカットボールを逆方向にはじき返し、先制点を奪う。継投も光り、虎の子の1点を守り切った。

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 またこのところ、代打で気を吐いているのはプロ4年目外野手の豊田寛にもある。

 28日の試合では7回2死で代打として打席に送られると、相手2番手、宮城滝太の147キロを中前にはじき返した。

 これで代打としては22日の巨人戦、27日のDeNA戦に続く3試合連続安打。「右の代打」として求められた役割をしっかり果たしている。

 今季の代打成績は4打数3安打、打率.075と高いアベレージも残し、新「代打の神様」として、存在感を示し始めた。

 今季がプロ4年目、藤川球児監督就任直後の昨年の秋季キャンプでは紅白戦で打率.625と猛アピール。キャンプMVPに選出された。

 社会人を経ての入団、プロ3年目の昨季は6月にプロ初安打を記録するも、11試合で打率.211と爪痕を残せず、今季にかける思いは強い。

 1軍昇格後はレフトを守ることもあったが、現在は代打での出場機会となっていることで再びステップを踏んで、自身をアピールできるか。

 懸命に打席で食らいついていく姿勢にはファンの間からも「またスタメン出場も見てみたいと思わせる」「集中力が高い」「頑張れ!」と続々と応援の声も上がる。 

 勝負の年に挑む背番号61の姿に今後も注目が集まっていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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