「韓国のイチロー」イ・ジョンフ、打率ダウンに地元メディア落胆...4月は「3割超」→2割7分6厘に

2025年5月29日(木)11時52分 J-CASTニュース

「韓国のイチロー」イ・ジョンフ外野手(ジャイアンツ、26)が、2025年5月29日(日本時間)にコメリカ・パークで行われたデトロイト・タイガース戦に「4番・センター」で先発出場し、4打数無安打に終わった。

4月中旬には打率3割4分を超えも...

初回の第1打席は、2死1塁の場面でライトフライに打ち取られた。3回の第2打席は、2死走者なしでセカンドゴロ。3点リードで迎えた5回はライトへのライナーで、7回の第4打席は四球を選んだ。

1点ビハインドで迎えた9回の攻撃では、2死走者なしからセカンドゴロに倒れゲームセットとなった。

28日のタイガース戦に続き、2試合連続無安打に終わり、打率は前日28日の.281から.276に下落した。

大リーグ2年目のイは、今シーズンは開幕から打撃が好調だった。4月中旬には打率3割4分を超え、一時は打率でリーグトップ5に名を連ねた。その後も3割台を維持していたが、5月に入ってから3割を切った。

開幕当初、地元メディアはイの活躍に沸いたが、打率下落に伴い徐々にトーンダウン。「OSEN」(ウェブ版)は、「イ・ジョンフ、2試合連続無安打沈黙→打率.276下落」などのタイトルで記事を公開した。

韓国時代は2度首位打者に

記事では「前日のデトロイト戦で3打数無安打と沈黙し、7試合連続安打の記録が途切れたイ・ジョンフは、この日も安打なしで終わった。シーズン打率は2割8分1厘から2割7分6厘に低下し、OPS(出塁率と長打率を合わせた数字)も.781から.770に下落した」と嘆いた。

イは「韓国のイチロー」と評される逸材で、韓国国内での期待が非常に大きい。自身は、イチロー氏に憧れており、背番号はイチロー氏が背負った「51」を付けている。

韓国プロ野球(KBO)時代は、2度の首位打者に輝き、21年シーズンは驚異の打率.360を記録した。抜群のバットコントロールを誇り、7年通算1181安打をマーク。22年シーズンは、最多安打と打点王のタイトルを獲得した。

23年オフにポスティングシステムを利用してジャイアンツに移籍するも、24年シーズン序盤の5月に左肩を負傷し、そのままシーズンを棒に振った。24年は37試合の出場にとどまり、今シーズンが事実上の「大リーグ1年目」となる。

J-CASTニュース

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