大谷翔平「60本塁打」のカギ握るのはキム・ヘソン、元巨人コーチ分析...条件は「キムが9番でレギュラー」

2025年5月29日(木)16時25分 J-CASTニュース

プロ野球巨人のコーチで解説者のデーブ大久保氏(58)が、2025年5月28日にユーチューブを更新し、今シーズンの大谷翔平選手(30)の展望を語った。

このままいけばシーズン58本ペース

大谷は今シーズン20本塁打を記録し、本塁打争いでナ・リーグのトップを走っている。5月は本塁打を量産し、29日時点で13本をマークしている。

スポーツ紙の報道によると、自己最多の54本塁打を打った昨24年よりもペースが早く、このままいけばシーズン58本に到達する見込みだという。

大谷はこのペースで本塁打を量産し続けることはできるのか。

大久保氏は、カギを握る選手として、韓国出身のキム・ヘソン内野手(26)の名を挙げた。

キムは昨オフ、韓国プロ野球(KBO)からポスティングシステムを利用してドジャースに入団。開幕はマイナーで迎えたが、5月4日に大リーグに昇格すると、打撃と俊足で存在を示している。

相手投手が右投げの際に、スタメン出場することが多く、打順は8番もしくは、9番を担っている。大谷の打順は1番が定位置となっており、キムが9番に入ったときには、次の打者が大谷となる。

「キム選手が出れば、いきなり盗塁してくれる」

大久保氏は「僕の中ではキム選手がキー」とし、「キム選手が9番に入って塁に出る。そうすると、走られたくない。ピッチャーは(盗塁を)気にしないが、キャッチャーは気になる。そうすると、どうしても真っすぐ系が増える。(投球)パターンも同じパターンになる。クイック、クイックでやろうとする」と、相手バッテリーの心理を分析した。

そして、こう続けた。

「(大谷が)60本打つには、キム選手が9番でレギュラーを取ること。(大谷の)前の(打順の)選手が、(マイケル)コンフォートだったり、(トミー)エドマンだったりすると、それほど足が目立つ選手ではない。ランナーで出ても各駅停車になると、大谷選手ももったいない。キム選手が出れば、いきなり盗塁してくれる」

動画にゲスト出演した元ロッテの選手で野球解説者の愛甲猛氏(62)は、キムの打撃について「キム・ヘソンは独特なバッティング。インパクトからのゾーンが長い。いいバッターだよね」と評価した。

キムは今シーズン、19試合に出場して打率.366、1本塁打、5打点、4盗塁を記録。ここまで高打率を残しているものの、2試合連続でスタメンから外れ、試合に出場していない。ユーティリティープレイヤーのキムは、主にセカンド、センターで起用されている。

J-CASTニュース

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