ミャンマー代表監督、大敗も前を向く「非常にいい経験ができたと思う」
2021年5月29日(土)2時12分 サッカーキング
ミャンマー代表を率いるドイツ人のアントニー・ヘイ監督が、10失点大敗を喫した日本代表戦を振り返った。
前半に4失点、後半に6失点を喫して日本代表に敗れたミャンマー代表。ヘイ監督は結果について「最初から日本が格上とわかっていたので、驚きではない」とし、また、自チームのメンバー数名が欠けていたことに関しても、「日本との実力差は見ての通りで確固たるもので、どの選手がいたかは関係ない。そのような内容になると予想できたし、試合を長期間していないなか、練習を数週間重ね、ベストと考えるメンバーで臨んだ。予測できる結果で、コメントするものではない。どの選手がいたか、いなかったかは関係ない」と実力差を認めている。
それでも、ヘイ監督は「選手にはいい経験で、学びを得た。これからタジキスタン戦へ準備するが、多くを学べた。選手たちが持っているものの多くを試せた。これまで7カ月試合ができなかった。数週間、練習を積み、できるだけのことをした。その中でアジアでもベストのチームと戦うタスクがあったが、それを乗り越えることができた。非常にいい経験ができたと思う」と敗戦を前向きに捉えている。
ヘイ監督は次戦へ向け、「これからの目的はアジアカップへの予選通過。そのためには数ポイント足りない。再度集中しなおし、アジアカップの予選でさらに上位へいけるよう、集中したい。再度チームを強化し、2試合へ向けて準備をしないといけない」と切り替えた。
また、フクダ電子アリーナで行われた同試合では、スタジアム周辺で抗議を行うミャンマー人の姿もあり、国歌斉唱時には、指を3本立てて軍への抵抗を示すジェスチャーをとる選手もいたようだ。ヘイ監督は、ミャンマーの国内情勢から人々が必ずしも代表チームを応援できる状況ではないことについて以下のようにコメントした。
「それ(ジェスチャー)については気付かなかった。見ていないので、コメントはできない。彼らがどういった理由で(スタジアムに)集まったかを私は知らない。代表のサポートなのか、軍事政権への抗議なのか、記者の皆さんは知っているかもしれないが私はわからない。ここにはサッカーをするために来ていて、集中していた。政治的な立場は一切とらず、サッカーに集中することを考えている」
前半に4失点、後半に6失点を喫して日本代表に敗れたミャンマー代表。ヘイ監督は結果について「最初から日本が格上とわかっていたので、驚きではない」とし、また、自チームのメンバー数名が欠けていたことに関しても、「日本との実力差は見ての通りで確固たるもので、どの選手がいたかは関係ない。そのような内容になると予想できたし、試合を長期間していないなか、練習を数週間重ね、ベストと考えるメンバーで臨んだ。予測できる結果で、コメントするものではない。どの選手がいたか、いなかったかは関係ない」と実力差を認めている。
それでも、ヘイ監督は「選手にはいい経験で、学びを得た。これからタジキスタン戦へ準備するが、多くを学べた。選手たちが持っているものの多くを試せた。これまで7カ月試合ができなかった。数週間、練習を積み、できるだけのことをした。その中でアジアでもベストのチームと戦うタスクがあったが、それを乗り越えることができた。非常にいい経験ができたと思う」と敗戦を前向きに捉えている。
ヘイ監督は次戦へ向け、「これからの目的はアジアカップへの予選通過。そのためには数ポイント足りない。再度集中しなおし、アジアカップの予選でさらに上位へいけるよう、集中したい。再度チームを強化し、2試合へ向けて準備をしないといけない」と切り替えた。
また、フクダ電子アリーナで行われた同試合では、スタジアム周辺で抗議を行うミャンマー人の姿もあり、国歌斉唱時には、指を3本立てて軍への抵抗を示すジェスチャーをとる選手もいたようだ。ヘイ監督は、ミャンマーの国内情勢から人々が必ずしも代表チームを応援できる状況ではないことについて以下のようにコメントした。
「それ(ジェスチャー)については気付かなかった。見ていないので、コメントはできない。彼らがどういった理由で(スタジアムに)集まったかを私は知らない。代表のサポートなのか、軍事政権への抗議なのか、記者の皆さんは知っているかもしれないが私はわからない。ここにはサッカーをするために来ていて、集中していた。政治的な立場は一切とらず、サッカーに集中することを考えている」