【大学野球】関西学生が来春から「DH制」採用を決定 全27連盟で導入実現「できるだけ多くの選手を」
2025年5月29日(木)20時25分 スポーツ報知
優勝して笑顔を見せる近大の(左から)阪上翔也、勝田成、野口練
関西学生野球連盟は29日、大阪市内で理事会を開き、来年の春季リーグ戦からDH制を採用することを決めた。
ついに、全日本大学野球連盟に加盟する全27連盟でDH制が実現することとなった。4月、連盟創設100周年を迎えた東京六大学が来春からの採用を発表。不採用は関西学生のみとなっていた。村山嘉男理事長は、「できるだけ多くの選手を使いたいということと、多くの選手が出場することで就職に有利になるんじゃないかと。監督の方からも要望がありました」と経緯を説明。投手の負担軽減などのメリットがあり、満場一致で採用が決まった。
全国大会においては、全日本大学選手権では採用しているが、秋の明治神宮大会では採用していない。他団体では、プロ野球のセ・リーグ、高校野球で不採用。高校野球では「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」の中で議論が進められている。