【中日】新外国人のマラーが来日初勝利…6度目の正直 チームは13安打6得点
2025年5月29日(木)20時55分 スポーツ報知
3回無死、右越え6号ソロ本塁打を放った上林誠知を迎えるベンチのナイン (カメラ・上村 尚平)
◆JERAセ・リーグ ヤクルト0—6中日(29日・神宮)
中日は、6度目の先発となったカイル・マラー投手が7回6安打無失点、6奪三振と好投し、来日初勝利を挙げた。打線も3回までに11安打6得点で強力援護した。
マラーは、140キロ後半の直球にチェンジアップやカーブを交えながら、緩急ある投球で打者を翻弄(ほんろう)。走者を出しながらも、6回まで二塁を踏ませなかった。7回に内山、沢井の2連打で無死一、二塁とし、この日初めて得点圏に走者を背負った。だが、続く山田を三塁への併殺打に仕留め、2死三塁。最後は代打・サンタナから空振り三振を奪った。
打線は、初回に高橋周の適時二塁打で2点を先制。2回には村松の1号2ランと岡林の適時打でさらに3点を追加すると、3回も上林の16打席ぶりの安打となる6号ソロでたたみかけた。
チームは完封勝利で、2連勝。借金を4に減らした。同一3連戦に限っては、7カードぶりのカード勝ち越しとなった。