【阪神】近本光司が難敵・ケイから先制打「門ちゃんが粘ってくれていたので」通算1000安打も残り「7」

2025年5月29日(木)5時0分 スポーツ報知

ポーズを決める近本光司(左)と門別啓人(カメラ・義村 治子)

◆JERAセ・リーグ 阪神1—0DeNA(28日・甲子園)

 阪神・近本が強固な牙城を崩した。両軍無得点で迎えた5回2死二塁。難敵左腕ケイから先制の左前適時打を放った。「門ちゃん(門別)がしっかり粘ってくれていたので、何とか1点という気持ちで」。今季3度目の対戦で19イニング目にして初得点。この日も沈黙した右打者が、計29打数無安打と封じられているなか、昨季から対戦打率4割6分7厘(15打数7安打)と異彩を放っている。

 プロ野球史上323人目の通算1000安打まで残り7本。現在通算852試合出場で、854試合で到達した歴代11位のラミレス(ヤクルト、巨人など)に迫る勢いだ。球団最速は809試合で歴代5位のマートンだが、日本人選手で最速となるのは確実。藤川監督が「力のある選手」と全幅の信頼を置く安打製造機が、節目に近づいている。

 2002年以来23年ぶりの2戦連続1—0勝利で3連勝とし、今季最多更新の貯金8。3、4月に続いて5月の勝ち越しも決まった。「ちょっとしんどい試合が続いている。もうひと踏ん張り、ここで頑張らないとな…と思っている」と近本。2位・巨人とは1・5差。首位は揺るがない。(中野 雄太)

スポーツ報知

「阪神」をもっと詳しく

「阪神」のニュース

「阪神」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ