西武・武内6回5失点で初黒星 本拠地今季初登板で「ズルズルと立て直すことができなかった」
2025年5月29日(木)22時5分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 西武3—6楽天(2025年5月29日 ベルーナD)
西武・武内夏暉投手(23)は6回5失点で今季初黒星を喫した。
左肘靱帯の損傷で開幕から出遅れ、今季3度目のマウンド。3回までにもらった3点のリードを守れず、「入りは良かったのですが、いくつかの失投からリズムが崩れてしまいました。ホームランを打たれた後でも、まだ勝っていた場面ですが、ズルズルと立て直すことができませんでした」と悔しがった。
3—0の4回に、浮いたチェンジアップをフランコに左越え2ランされ1点差。5回には太田に同点の適時二塁打、6回は村林に勝ち越しの2点二塁打を浴びた。6回6安打5失点でマウンドを降りた。直球も変化球も本来の2年目左腕の制球ではなかった。
14日のソフトバンク戦で今季初登板して初白星。22日の楽天戦では勝敗はつかなかったが、8回途中まで1失点と力投した。今季初めての本拠地での登板について「球威という面では、物足りなく感じている。次回までに改善していきたい」と前を向いた。