ヤクルト 連敗で今季ワースト借金14...5月までの到達は15年ぶり屈辱 小川5回6失点KO、8度目零敗
2025年5月29日(木)20時53分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ ヤクルト0—6中日(2025年5月29日 神宮)
ヤクルトは中日に敗れ、今季ワーストの借金14となった。先発の小川泰弘投手(35)が5回11安打6失点と打ち込まれ、打線も中日・先発のマラーを攻略できず零敗。連敗を喫し、5カード連続の負け越しとなった。
小川が序盤から苦しんだ。初回2死一、二塁から高橋周の適時打で2点を奪われると、2回に村松の2ラン、3回に上林のソロを被弾。5回11安打6失点で降板した。
打線も初対戦の左腕・マラー相手に苦戦。2メートル1の長身から繰り出される力強い投球に、6回まで二塁を踏めなかった。
7回にはこの日初連打から無死一、二塁の好機をつくる。しかし、山田が併殺打、代打・サンタナが空振り三振に倒れ無得点。8回にも四死球から2死満塁としたが、内山が中飛に打ち取られ得点を奪えなかった。
9回も無得点に終わり今季8度目の零敗。借金は今季ワーストの14に膨らんだ。5月までに借金14に到達するのは、最終的に4位だった2010年以来15年ぶりの屈辱となった。