沖学園高3年の三明蓮が単独首位 通算6アンダー 九州アマゴルフ第3日
2025年5月29日(木)14時40分 スポーツニッポン
◇九州アマゴルフ第3日(2025年5月29日 福岡県北九州市・九州ゴルフ倶楽部八幡コース=7033ヤード、パー72)
前日までの予選ラウンドを通過した65人による4日間72ホール競技の第3ラウンドが行われた。前日5アンダーで首位に並んでいた三明蓮(17=福岡・沖学年高3年)はこの日、5バーディー、4ボギーの71で回り、通算6アンダーまでスコアを伸ばして単独トップに立った。
1打差5アンダーの2位には、ボギーなしの7バーディーで回りアマチュアのコースレコードとなる65を叩き出した遠藤崇真(たかまさ、21=東海大九州4年)と、前日首位タイだった後藤颯太(21=東海大九州4年)、佐々木心音(ことね、16=宮崎・日章学園高2年)の3人が並んだ。
○…単独トップに立った三明蓮は「今日は後半ショットがぶれて苦しんだのでスイングを修正して、体もしっかりケアして最終日に臨みたい」と初優勝に意欲を見せた。この日は前半アウト2番で6メートル、6番は2メートルを沈めるなどパットが好調で3バーディー(1ボギー)を決めたが、後半はショットの安定性を欠き、11番から3連続ボギーを叩くなど後退。それでも14番でチップイン、17番はピン側90センチにつけるなど2バーディーを奪って首位を守り、最終日は逃げ切りを狙う。
○…7バーディー、ノーボギーの65をマークし、コースレコードを更新した遠藤が前日10位から2位に浮上した。「昨日までティーショットがひどくて2日目には2OBを叩いた。上体を使いすぎていたので練習場で修正した」。この日はほぼパーオンに成功するなど精度がよみがえった。前半6番からは3メートル、6メートル、2メートルを沈めて3連続バーディーを奪うなどパッティングも冴えた。首位とは1打差。「いけると思います」と最終日は逆転に懸ける。
(第3日上位成績)
(1)三明 蓮 210(69・70・71)
(2)遠藤崇真 211(74・72・65)
(2)佐々木心音211(75・67・69)
(2)後藤颯太 211(68・71・72)
(5)藤井太己 213(71・71・71)
(6)山下竜弥 214(71・71・72)