西武の仲三河優太 イースタン・リーグでサイクル安打を達成 球団では初の快挙
2025年5月29日(木)16時33分 スポーツニッポン
西武の仲三河優太外野手(22)が29日、新潟県長岡市の悠久山野球場で行われたイースタン・リーグのオイシックス10回戦でサイクル安打を達成した。
初回2死一、二塁で右翼席に先制の7号3ラン。3回は四球で一挙8点を加えた5回に右翼線二塁打と中前打をマークした。三塁打で偉業達成だった7回は再び四球も、9回1死二、三塁で迎えたラストチャンスで左中間を破る打球。西武ベンチからの「行け!行け!」の声にも背中を押されて二塁ベースを勢いよく回り、三塁ベースに頭から滑り込んだ。見事に2点三塁打で快挙達成。4安打7打点の活躍で19—1の勝利に大きく貢献した。
イースタン・リーグでは23年9月6日にヤクルト戦で達成したDeNA・松尾以来、2年ぶり13人目。西武では初の快挙となった。
近い将来の左の大砲候補として大阪桐蔭から20年ドラフト7位で入団も23年まで1軍出場はなく、同年オフに育成契約に。昨季は2軍で19試合の出場に終わったが、入団5年目の今季はここまで7本塁打を量産するなどアピールしている。育成選手のサイクル安打達成は同リーグでは初だった。